多分本編らしき方

11/13
前へ
/680ページ
次へ
―――――――――――――――――――――――― えっと、今魔力を計る水晶を使って僕の力を計るみたい。 なんか僕の展開早くない? (気のせい木の精、作者がダルいだけだから) また陸華の声が聞こえた。長く付き合ってたからかな? 多分思考がわかるようになったんだろうと納得しておく。 「えっと、魔力の流し方……」 「気合いを入れるみたいに掛け声をする人もいたり、集中してする人もいます」 「そうなんですか。有難う御座います(ニコッ)」 「ど、どういたしまして……」 顔が赤いけど風邪かな? セイもたまになるから予防しとかないと。 「じゃあ、はぁ……」 リラックスした状態で、水晶に感覚を向ける。すると、なにかが水晶に吸い取られる感じが……。 ビシッ ビキビキッ パキッ 「…………ップ、ストップ。ストーーーーップ!!」 「へっ? うわっ!? なにこれ、罅?」 「狐塚さん凄いです。現帝王より魔力が多いなんて」 「魔力は帝王以上と。ではこちらの水晶に触れてほんのちょっとだけ流して下さい」 言われた通りにちょっとだけ流すと、水晶が虹色と金、紺、萌葱色に輝いた。 「えっと、全属性、創造、破壊と…………何でしょう萌葱色は?」 「…………、生命らしいです」 持ってきていた刀から知識が流れてきた。
/680ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2310人が本棚に入れています
本棚に追加