始まりの続き

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「邪魔だ邪魔だ邪魔だぁ、退ーけ退け退け~! バーリバリバリバリ~!!」 「うん、こう至近距離だと耳に来るな」 俺らが居た所は森の中腹辺りだったので、舗装されてない上に根っこでデコボコして走りにくい。 「多分このあたりでお助けフラグ建ちそうだな。もしなかったら街中とかだし」 「リッカ、東に1km行った所に六つの生命反応。一つはロリ系美少女、そのほかは魔物だ」 「うし、来たか。コレでの選択肢は助けに入ったイケメンを魔物ごと撥ねる」 「そうと決まれば早速向かうぜ」 鬼魂をドリフトの要領で傾け、地面に降ろした足を軸に90°曲がる。
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