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進んで行くと急に開けた場所が見え、二股で5m級の蠍に囲まれている少女Aを発見。
「イケメンはまだか?」
「もう直ぐ来る。……来たっ!」
五匹の内の一匹を跳び蹴りで吹き飛ばす、奥州筆頭と背中に書いてある青いロンティーにジーンズの、異世界から来ました感満載のイケメンが降り立った。
「大丈夫かがはっ!?」
「っと、ごめんよー。蠍轢いたらお前ごと撥ねちまったー」
エンジン音満載でバイクを蠍ごと巻き込んでイケメンにぶつかる。
反省してますよ、と耳をほじりながら精一杯の誠意を付け加え謝る。
「お、お前な……オレのフラグを……」
「馬鹿は構っていても敵は減らねーし、さっさとぶっ潰して狐塚にアポとりたいな」
「だったら000と押しな。面白ぇ事になんぞ」
言われた通りに000エンターすると、鬼魂がトランスフォームして体にくっ付くやがった。
姿はバイクになる仮面ライダーに近い形をとるが、バイクがそのまま鎧になった感があるからバイクが相棒になる仮面ライダーにどちらかと言えば近い。
「まあいいか。ちょっと気に食わないが、ヒーローTVだと思えばなんとか」
「だったらセリフはこうだな。ワイルドに吠えるぜ!!」
それと同時に蠍が襲ってきた。
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