始まりの続き

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「おい、そこのイケメン。 どうせ、 『ゴメーン、死なせちゃったキラッ』と言ったイケメンor爺さんの姿した神様にくしゃみかなんかで命とられて、腹いせに顔面崩壊まで追い込む様なフルボッコにして、そこに現れた神様を見下す天使(グラマー美女)にどうぞお好きにとか言われて、(あんたに惚れた)天使(先程と同上)が説明してボロボロの神様から魔力無限とか漫画なんかの技やらを具現化させる能力、身体向上その他、神様のオマケかどうか知らないが自分ではイケてないと思ってる、イケメンになって先程転生したばかりのボッチでヒッキーニートの転生者くぅぅぅぅん!!」 あわあわと落ち着きを無くすイケメン。少女の方は早口ばりの台詞を聞き取れていないか、意味が分からないのか首を傾げている。 「お前、お前も転生者でフラグ横取りしようと言うのか」 「いや、俺楽しみたいからさここで一々学園フラグとかいらねーし。第一フラグはお前の物だよ」 「ならいい。とゆうか、ついさっきあった事を何故知っている」 「なぜ知っているかだって? それが当たり前で、そうゆう設定なあんただからだよ」 「確かに厨二病はかかったけど、設定はしてない」 「忘れろ。今言ったこと覚えてても意味がない。と言うか絶対記憶能力持ってたとしても、世界の意志で忘れるがな」 小声で言い争う二人を不思議な顔で眺める少女。取り敢えず、イケメンを叩きつけ少女に道案内を頼む交渉を始める。
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