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「いやぁ、あいつ又ハーレム作り上げるんだねぇ。無意識に」
「な、何を馬鹿なアっ!?」
「ち、違います。格好いいお顔でしたけど……」
「いい加減、無視すんなやぁぁぁ!!」
「取り敢えず、こいつ倒せばいいよね。そしたらギルカくれよ」
「嘗めるなガキが!!」
ゴツいオッサンが青筋立てて怒鳴り
立てかけてあった自分の武器であろう、幅20ありそうな大刀を手に取り振りかぶる。
「別に? 嘗めるわけないじゃん、バッチイ」
「殺してやる!!」
「やるなら訓練所で行え!!」
足下に光の円が現れ次の瞬間、観客席以外何もない場所に変わった。
「ギルドマスターの下、私闘を認める。勝者は敗者から1つ奪い取る事が出来る。殺さなければ、私が許す範囲で闘え!!」
「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「怒り過ぎて魔力の道が見え過ぎ、簡単に避けれるぞ」
斬撃全てを紙一重で避ける。そして、振り切った瞬間にカウンターで顎や喉に拳を入れる。
「ふう、ふう。……全然当たらねえ。どんな目をしてやがんだ」
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