始まりの続き

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「はあ!? 地面を引き抜いたぁ!?」 「だからよお、潰して潰して、誰にも文句言わせないほど出来ないほど、嘘も誠も実も虚も言い返されない事ばかりで通したのに、彼奴等は俺が弱いから狐塚に助けて貰えだとか、体育の授業とか彼奴等が俺に勝ったことが一度してあったのかああああああ!!」 何度も何度も足場以外の床を引き抜き投げ続ける。 「テメェらなんかに弱っちいなんて言われたかねぇんだよぉ、ああぁぁ!!」 最後に背後の床から抜いた、50cm四方の立方体に近い岩塊を投げつける。 「待った待った待った待った待った待った待ったぁぁ!!」 「彼奴等が負けたのは彼奴等が本気じゃないとかじゃねぇよ。俺が息切らして無いのに彼奴等が肩で息をしてんのが見えねえのかよ。俺が疲れないようにじゃねえよ、同じぐらい動いてたわ!! そんなに――――――」 「パルス反転、その他諸々逆になって、暴走モードだ」 「今度は砂利を投げて来てる。ストップストップ」 防御魔法で守って居るが何個か貫いている。 「だからだからだからだからだからだからだからだかっ…………」 あれっ? 力が抜ける…………。
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