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「止めないのか?」
「あったりめーよ、飯が美味くなるのに止めるか? 普通」
「ま、陸華だもんな」
この話掛けてきたのは高嶺の花の残りの一輪、鴻上鎬(こうがみしのぎ)。なんか俺の事が好きみたいなんだが、実際ストーカーじみた事をしている。家帰ったらクローゼットに居たりしやがります。
バスト98、ウエスト63、ヒップ70のグラマーな体型。最近貞操の危機を覚えます、後ろの。あっ、俺非童貞です。彼女居ない歴=年齢なのに。風俗行ってません。本当です。
ロングのポニーテールに程よく焼けた浅黒い肌、好みのタイプなんだが何故か好きになれない。恐怖が勝る所為かな? 先週監禁されかけたからな、生半可なく。
「うし、食い終わった。おい、羊が狼に群がんな。あと授業始まんぞ、自分の教室帰った」
「がもっ!? ぐももっ!?」
狐塚を弁当に突っ込んだのを怒りそうになるが、群がってた一生彼女候補生の高嶺の花共が時計を確認し、俺が言っている事が本当だと知ると片付けをしてまた明日と口々に言って戻っていく。
多分説明をしているから明日は無理だと思うけどな。
「助けたぞ、礼を言え」
「ぐももっ、ぶふっ!?」
ああ、弁当が顔を掴んで放さないのか。(陸華が頭を掴んで突っ込んでます)
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