多分本編らしき方

4/13
前へ
/680ページ
次へ
「(なっ、なんでしょうこの胸の高鳴りは)では改めまして、この国の第二王女のセイクリウッド・S・アリオールと申します」 「僕は柊狐塚です。……………………って、王女ぉぉぉぉ!?」 王女様ってさっきまで普通に喋ってたけど、不敬罪とかならないよね。 「はい。で、此方は」 「巫女のフィル・アンクライツ・フォン・カッツェ・エイブラムス・ホーエンハイム。………………(ボソッ)市ね」 「えっと……セイクリウッド様、僕を喚んだのはどういった御用件でしょうか?」 「私の事はセイとお呼び下さい。それと、敬語は不必要です勇者様(そうじゃなければ近づけれないわ)」 「ゆっ!? はぁ、で、では……セイ。僕を」 「姫様が喚んだのは、この頃何だか様子がおかしく、頻繁に死者が出るようになったからです。ここからは歩きながらでも説明できます。…………………(ボソッ)四ね」 移動する事となり、扉から出るとセイが隣に並び、フィルさんが先導しながら案内を始める。
/680ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2310人が本棚に入れています
本棚に追加