2310人が本棚に入れています
本棚に追加
「じゃあ、ほい」
「ん!? ムグッ……」
聞き流しているといきなり口を、えっとその……口で塞がれた……。
「……ぷはっぁ!? いきなり何するんですか!!」
「アジムさんの1京2858兆0519億6763万3865個のスキルの内の一つ『口写し〈リップサービス〉』だぜ? 知らないのかよ、せっかく君の世界の漫画なのに。人生の大半を損してるぜ」
「それくらい、陸華から借りた本を読んでいますので知っています。何故それを今したのかの説明を要求する」
「いーじゃねぇの、餓鬼ん頃からキスされまくって擦り切れた唇だろ? 女神様、括弧仮括弧綴じ、の神秘的なチューだぜ? レアもんの限定版だ、あっ言っとくが惚れた腫れたでチューしたんじゃねぇ。ただ、面白くなりそうだからしたんだよ。なんなら下の方にもチューしてやるよ?」
「その時点でもう神秘的じゃないな。で、覚醒の儀とかしないのか?」
「既に終わってるし、後はホレ。そいつ握ったら帰れるぞ」
刀身が黄色の刀が地面から生えてきた。
それを掴むと来た時と同じ様に意識が
「あっ、ここでの事映像のみ水溜まりから見えるようにしてたから」
ちょっと待てぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!
最初のコメントを投稿しよう!