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あれよあれよと言う間に、僕の口を挟む事ができずに学園入学が決まった。
で、今は目覚めた力の確認の為ギルドに向かっている。…………んだけど。
「えっと、歩きづらいんだけど……」
「いけませんか?」
「……どうぞ」
セイに腕を組まれながら歩いている。放そうとしたら、涙目で嫌がるから断れない……。
あと城下町かな……、に居るから動きやすい服装になっていて、その……なんだ、生地が薄くて腕がえっと、谷に挟まれて柔らかいのなんのと。
「着きました。ここがギルド『白銀の翼』です」
「うわっ……」
綺麗な外装に三階建てと言う大きさに目を穫られる。
流石に此処では腕は組まないみたいだ。
「さあ、登録に行きましょう」
「うわぁっ、ちょっと待ってぇぇ!?」
でも、手は引くみたいだ。
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