第一話「始まりの時~start~」

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雅「僕のターン、ドロー。焦土と開拓の天変をマナに置いて3体目のバルキリードラゴンを召喚。バルキリードラゴンの能力でデッキからダブルソードレッドドラゴンを手札に」 しかし、3体目のバルキリードラゴンが出たのにも関わらず魔小は焦っていない。 魔小「なら・・・ミストリエスの能力で1ドロー」 雅「バルキリードラゴンでWブレイク!!」 魔小「通す・・・フフッ」 雅「!!」 魔小「Sトリガー・・・アポカリプスディ・・・」 雅「しまった!!」 今のバトルゾーンにはバルキリードラゴンが3体、コッコルピア、テルスルース、ミストリエス、ガジラビュートがいる。アポカリプスディが発動する6体のリミットは越えている。つまり・・・ 魔小「バトルゾーンにいるクリーチャー・・・全てを破壊」 雅「くっ!!」 魔小「更にSトリガー・・・ゴーストタッチ・・・古龍君の手札を1枚破壊」 雅「うわっ」 墓地に落ちたのはダブルソードレッドドラゴンだった。 ここで今の状態をおさらいしよう。 現在、雅はシールドは4枚あるが、その中にトリガーは無し。バトルゾーンにもクリーチャーは0で手札は1枚。 対する魔小はシールドは1枚でバトルゾーンのクリーチャーは0だが手札は6枚もある。この時の火自然のドラゴンデッキにドローするカードなど無い。完璧に流れは魔小に移ったと言えるだろう。 雅「うっ、エンド」 魔小「私のターン・・・ドロー。青嵐の精霊バルキアをマナに・・・再びガジラビュートを召喚・・・能力でシールドを1枚墓地に・・・」 雅「うっ、また!」 今度墓地に置かれたのはフレミングジェットドラゴンだった。 魔小「エンド・・・」 雅 手札1 マナ7 シールド3 魔小 手札5 マナ7 シールド1 場 ガジラビュート
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