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雅「えっ?だって嬉しくない?自分より強い人がいるんだよ、ワクワクしない?」
いや・・・それは古龍君ぐらいだと思うんだけど・・・
魔小「だって・・・おかしいでしょ・・・私・・・女の子なのに・・・デュエルしてるし・・こんなに強いんだよ・・・」
雅「えっ?」
魔小「えっ・・・っ!?」
私、何言ってるんだろ?こんなの誰にも言ったことなかったのに何で初対面の古龍君にこんなこと言ってるの?
雅「ん~何でそんなことぐらいに悩むの?」
魔小「えっ・・・?」
雅「だってさ、魔小は魔小じゃん?僕が僕でしかないように、僕は魔小になれないし、魔小は僕になれない。人は違うから面白いんだよ?」
魔小「っ!?」
そんなこと・・・言われるとは思わなかった・・・今までの人は気味が悪いとか私を避けたりしてるだけだったのに・・・でも、少しだけわかった。私はただ私がどんな人でも関係なくて・・・
雅「まぁ、そんなことは気にしなくていいと思うよ、とにかくデュエルしようよ」
魔小「時間・・・もう無いから・・・明日なら・・・」
雅「う~わかった。じゃあまた明日だね」
魔小「うん・・・また明日・・・」
ただ他の人と変わらないように成績とか関係ないただの『神無魔小』として接して貰いたかった。ただそれだけだったんだよ
Mao said out
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