23人が本棚に入れています
本棚に追加
雅「というか、浴衣着てるってことは一辺帰ってきたの?」
魔小「うん・・・夏祭りは浴衣で行くものって・・・女の子達が言ってた・・・」
ということは、その話を聞いてなかったら直接来てたってわけか。
雅「ということは、お母さんにも手伝ってもらったんだ。浴衣って一人じゃ着にくいし」
しかし、魔小は悲しそうに首を振って・・・
魔小「ううん・・・近所のおばあさんにしてもらった・・・」
雅「えっ?お母さんじゃないの?」
てっきり、母親に手伝ってもらったんだと思ったのに・・・
魔小「母さん・・・忙しいから・・・」
魔小は悲しそうに顔を伏せた。
・・・どうやら触れちゃいけないとこに触れちゃったみたいだ
雅「そっか・・・ゴメン」
魔小「謝らないで・・・いい・・・古龍君は・・・悪くない・・・」
雅「でも・・・」
魔小「いいの・・・変わりに・・・」
そこで魔小は少し笑って・・・
魔小「夏祭り・・・一緒に楽しんでくれれば・・・それで・・・」
雅「・・・そっか・・・わかった、行こう」
なら、一杯楽しませてあげないとね。僕達はそうして人混みに入って行った。
最初のコメントを投稿しよう!