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《回想》
―――とある放課後
先生「古龍君!!待ちなさい!!」
雅「待てと言われて待つ人はいませんよ!!」
現在、僕は先生と鬼ごっこをしている。
理由は宿題を出し忘れたら宿題の2倍の量のプリントを出されてやってられる訳もなく脱走するも見事に先生に見つかってしまったからである。
雅「というか先生足速いよ。本当に美術の先生ですか!?」
先生「私の趣味はマラソンだよ、古龍君」
雅「嫌なこと聞いた!!」
道理で全力で走ってるのに距離が空かない訳だ。
とりあえず、曲がり角を曲がってすぐの教室の中に入って扉を閉める。
???「誰・・・?」
雅「!?」
教室の中を見ると黒髪の小柄な少女が1人ポツンと椅子に座っていた。
とりあえず、その子にジェスチャーで静かにしてくれるように頼み掃除用具入れに隠れる。
少女は首を傾げていたが静かにしてくれた。先生の足音が近づいてくる。
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