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環境を変えたかった
だから中学受験をした
受験をしたいと言った時最初は周りから反対された
でも、雨心が親を説得してくれた
公務員の父には私立の中学などキツイとは分かっていなかった…
でも今のままじゃダメだって思った
受験を決めたのは六年生になった春だった
受験生にしては遅いスタートだ
勉強が好きじゃなかった私だが、塾に通って、模試を受けたりした
偏差値は雨心が一番高かった
偏差値68…親が驚いてた
塾の先生も喜んでた
兄は二個上で自分が受験したらその翌年には高校受験があるし
兄の頭では都立は無理だと分かっていたから
だから、自然と兄も私立になり推薦を使うって言ってた
受験前日、高熱に魘された
40度ある熱のまま受験校Aに行った
結果は落ちた
次の日、まだ熱が下がらないまま昨日と同じ学校Aに向かった
結果は一応受かった
また次の日、別の学校Bに受験しに行った
結果は合格
私は校舎が綺麗だからと言う理由だけで、近くの学校Aを断り、学校Bに行く事に決めた
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