出逢いと別れは運命の如く

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─ガチャ… 「まこと様、契約してきました」 「ありがとう日下部」 いきなり日下部さんが入ってきて、まことという男の子の真剣な表情で私を見つめた 「いいか?今からお前の主人は俺だ そしてお前はこれから日下部が案内する養成学校へ行き勉学とマナーそして足の療養をしろ」 養成…学校? なにそれ? 小学校じゃないの? 「以上だ、そしてお前に今後約束してもらいたい事がある」 「約束…?」 「その髪の毛、俺とまた再開するときまでちゃんと綺麗にしておけ」 「髪を…ですか?」 「そうだ、約束だ あとこれは…再開したら返してくれ」 そう言ってまこと君はポケットの中から赤いリボンをとりだした 「リボン…?」 「養成学校に行ってからは毎日つけろ」 「…はい…」 「……、もっと元気に返事はできないのか?」 「……はいっ!」 「よし、じゃあ日下部あとはお願いする じゃあ桜子また会う日までな」 そうして長い長い1日は終わり、私は日下部さんの車で例の養成学校へと向かった
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