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─ﾁｬﾌﾟﾝ…ｻﾞﾊﾞー…
久しぶりにつかった熱い湯船は冷えきった体の私には少しキツかった
「…っつ…」
「おやおや、少し痛かったかい？でも大丈夫すぐ慣れるよ」
「はい…」
「アンタ、もっとハキハキ話なさいな！若いんだから！」
「………」
そう言われても、初対面の人に馴れ馴れしくため口は使えないし…
「別にアタシはね同じ女ならため口でも構わないんだよ！」
『同じ…？』
「は…っ！…うん」
「よし！ほら、背中流すから…よっと！軽いね～」
最初は茜さんに体を見せるのを警戒していたが
《アタシは別に女の体に興味ないの》
と言われ警戒心はあっさり解けてしまった
「うっひゃ～！アンタ骨と皮しかないのかい？ちゃんと精のつくもの食べなくちゃ」
「3日間まともに食べてなかったから…」
「おやまぁ…可哀想に」
茜さんの手つきは手馴れたもので背中流しはとても気持ちが良かった
その調子で頭も洗ってもらい、私の体は茜さんのおかげで綺麗になった
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