3人が本棚に入れています
本棚に追加
だが、そんな安心感を得たのも束の間、物の見事に、その安心感と言うやつを吹き飛ばされる出来事が、次の瞬間起きてしまうのだった。
呼春の携帯から再び着信音が鳴り出す。
電話の着信音だ。
〈君にいつか信じて貰えるその日まで♪君の心にいつかきっと届くだろう♪その日がやって来るのを信じて♪今を出来る限り一生懸命に生きてみるよ♪だから遠い空の下、繋がっているお互いの気持ち信じ合おう♪〉
携帯の液晶画面に表示されている電話着信音の相手は、陽平からだった。
慌てて直ぐ様電話に出る呼春。
最初のコメントを投稿しよう!