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『もしもし、どうしたの？何かあった？』
『呼春っ！これ一体どうなっているんだよ！送られて来た動画が勝手に再生されているんだけどさ！流石に、この動画はマジで俺引くわ！ドン引きもいいとこだって！』
興奮気味な陽平の声を聴いて、間違い無い！“スーパー呪殺マンから”送信されて来た動画だと、確信する呼春。
考えない様にしていた１番恐れていた最悪のパターン。
それが現実に起こってしまい、数秒間、茫然自失へと陥る呼春。
そこで数秒間、茫然自失の状態から、ハッと我に返って、呼春はある事に気付いたというか、思い出す。
“自分が受けた呪いは、大切な人に、その呪いを移せる”
スーパー呪殺マンから送られて来た最初のメールに書かれていた、呪いから助かる方法。
それを思い出したのである。
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