◆呪殺オープン◆

30/32
前へ
/32ページ
次へ
“しかし、待てよ”と、一旦、思考を踏み止まらせる呼春。 改めて思い返して記憶を辿ると、最初に“呪いの依頼人を判明させる事”と、書かれていた筈だから、彼氏の陽平に呪い自体が移し替えられる訳が無いのだ。 “という事は…どういう事?” 暫く困惑する呼春。 そう思考回路が困惑回路になってしまった矢先、呼春の携帯着信音が、また鳴り出す。 〈春の桜が君の心にも舞う♪ Ah~新しい人生の始まり♪ 桜の様に綺麗に美しく散って生きて行こう♪ 〉
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加