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里「な、なんにょこと~?」
しまった!噛んだ…
翔「動揺しまくりじゃねーか、目泳いでるし!」
翔太がお腹を抱えて笑った。失礼な奴。
里「アンタねぇ…」
翔「ストーップ。」
そう言って翔太は人差し指でアタシの鼻をコツンとつついた。
翔「俺ら仮にも付き合ってるんだからさ、名前で呼べよ。」
里「岩桐。」
翔「なんで名字…」
里「翔太先ぱぁ~い。」
思いっきり甘~い声で呼んでみた。
翔「…里子、それやばいからやめて…」
徐々に翔太の顔が赤くなっていく。そしてそっぽ向いた。
里「どうしたの?先ぱぁい。」
追い打ちをかけるようにもう一度甘い声を出す。
すると、額に軟らかい何かが触れた。
翔「やめてって言ったじゃん…」
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