《夏休み》

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甲子園を見ると思い出す……。 「英斗‥‥‥」 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 「にーちゃん!えーちゃん!はやくぅ!はやくぅ!コウシエンはじまったよ!」 ありさは、じたばたして落ち付かない。 『…ノーアウト、1ストライク、2ボール。上野くん、ここまで1人で投げていますからね。疲れ…』 「えーちゃんとかよぶな!っははーん!おれはアイスを家からもってきたんだぜ!!」 英斗も騒ぎ出す。 「2人とも、うっせーよ!!!」 「はーい。にーちゃん♪えいと、うっせーぞ!」 「はい。はい。はい。はい。」 ありさに向かって、ふざけた顔をする。 「バカにしないでよ!」 「だから、2人ともっうっせーって言ってんだろ!!!!」 、
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