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「おくれー‥‥」
「お前またどうせ、寝てただろ」
玄関のドアを開くと、そこには英斗と尚人くんが立っていた。尚人くんはわたしの彼氏。
「英斗か!いやーごめん。ごめん。英斗小さくて最初、わかんなかったわ」
尚人くんが英斗の横で笑ってるのが見えた。
「はあ?チビって言うなっつってんだろ!こっちがどれだけ待ったと思ってんだよ」
英斗は中学2年にもなるのに、まだ身長が160センチにもなっていない。
そのくせに顔は良いし、、なにより誰隔てなく優しく接してて、いつもクラスの中心。
男子にも女子にも人気がある。
「あっほんとにそれはごめん。じゃ尚人くん行こーう!英斗も駅に、加奈、待たせてるでしょ?」
玄関の鍵を掛けた。
尚人くんがそっと手を繋いできた。
こんな尚人くんの不意打ちにには、何かとドキドキさせられるのだ。
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