第二章 壊れた心はどう治す?

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今 どこに居るんだろう? あ…大学か…講義をしているしな‥ 主人公「………ハァ…」 溜め息が零れる 講義もなにもかも‥ どうでもいい 主人公「‥帰ろう」 講義中だが立ち上がり荷物をまとめて 自宅へ向かう こんな時間が3日は続いた 主人公「昼か……」 うちの大学は食堂が狭い 大体、利用者の半分くらいが外で食べなければいけない 俺はゆっくりと歩き食堂の中を見ただけでコンビニにしようと思った 賑やかなのは 今は無理だから 主人公「……ハァ…」 溜め息混じりに歩きだす 夕希「コウ君!」 見知った声が俺を呼び止める 主人公「なに?……用でもあんの…?」 不機嫌の元凶からの呼び止めは前の俺には有り得ないくらい冷たく 感情がおかしくなっていた 夕希「あの‥ね?最近‥さ…コウ君が元気が無いからね?心配なの」 オドオドしながらも心配はしてくれてる そうゆう奴なんだ 主人公「……別にどうでもいい」 彼女を冷たく見下ろして溜め息を吐く 誰が壊した心だよ 俺が適当に流せば歩きだす 追いかけて必死で話す夕希 夕希「ほんとだよ!ほんとに心配だし…友達だし…!」 必死になる 私が壊したから 私の弱さが彼を壊してしまったから
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