∮ 藍華 夢乃

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お父様は私を『愛している』そう言った。 そんなものはただの嘘、 だったら16年も家に軟禁なんかしない。 見えない檻に私は閉じ込められてる…… 一番遠くのお出掛けは家の庭にある、藍色をした薔薇園。 だから、身体は弱々しく真っ白。 でも―――――― いや、って訳じゃない。 大好きなママが犯した罪がこれぐらいでキレイになるのなら…………… いくらだって我慢できるよ。
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