君にとっては初対面、俺にとっては再開

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今、俺は俺を買ってくれた人とドライブしている。 なぜかゲージから出されており、窓もあけている。 顔をなでる風がキモチいい。 俺はチラリと俺を買ってくれた人..........面倒くさいので、〈飼い主さん〉と呼ぼう。を見た。 「ニー......。(それにしても、なんか見たことある顔だな........)」 そうなのだ、俺は〈飼い主さん〉になぜか概視観があるのだ。 顔は〈飼い主さん〉には悪いが、男なのに可愛い系だとおもう、 目はパッチリ二重だし、睫毛も長い。顔も小顔だ........そっちの趣味は断じてないが、男にしとくのは実にもったいない人だ。 まるで、愛の成長したバージョンだ。 .......................ん?愛に似ている? 「んっ?.........どうしたんだい?僕の方をじっとみて、さあ、ついたよ。..........今日からここが、君の家だ。」 〈飼い主さん〉に抱き抱えられて見た家は俺がよく知っている家だった。 ..............ここ、愛のうちじゃねぇか!!!!!!!!!! ってことは、〈飼い主さん〉、愛の父親?!?!?!?
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