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はい、お待たせしました。
えー.....俺が事故にあって死んだとこまで話ましたっけ?
そうそう、それで
「あー俺死んだわ.....もっと愛とあんなことやこんなことしたかったのに.......」
とか、健全?な事を思いながら流れに身を任せ目を閉じていたら
周りからニャーニャー声が聞こえてきたんです。
さすがにおかしいと思った俺は目をあけたら.......
毛!毛!毛!毛!のオンパレードでした。
......しかも、俺、何かをくわえて必死に吸ってたんです。
吸ったらミルクが出たんですぐにそれがおっぱいだとわかりました......
「ニー!!(え?!なにこれ?!毛?!)」
となると、さすがに訳わからなくなりまして、
口からそれを離し唖然としていると、母猫が俺が母乳を飲まなくなったのに気づいたのか、
「ニャー?(どうしたの?ぼうや。もう、お腹いっぱいになったの?)」
と言ったんです。初めて猫の言葉が解った俺はしばらく動けませんでした。
あと、少し俺を人間じゃなくて猫にした神をうらみました。
そうして、俺の〈ぬこ〉ライフが始まったんです。
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