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燐side...
部活にて
今日から校内戦が始まる。
私は、ハッキリ言ってやりたくない。
やる意味がわからないから。
それでも、やらなきゃいけないからかったるい。
燐「…はぁ」
智「どしたの? ため息なんかついて」
燐「めんどくさい」
智「んなこと言ったって…」
燐「私、やる意味ある?」
智「うん、ないね!!」
燐「だよね」
そう、これでも一応エース。
だから校内戦をやる意味がない。
智夏以外の部員は
私とやる時だけは負ける気満々でくるから
余計に腹が立つ。
燐「…苛々する」
智「ちょ、抑えて抑えて」
燐(今度、顧問に文句言っとこ)
苛々しながらコートに入る。
案の定、ミスばかり。
智「燐、もうちょいで全部終わるんだから…」
燐「もうかなりキてますけどね」
智「…こえぇぇ」
燐「怖くないよ」
智「いや、十分怖いよ」
燐「そうかな?」
なんだかんだで校内戦が終わった。
結果、いつも通り
私が1位で智夏が2位
他もほぼ変わりがない。
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