story.2

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俺らは急いで牧原がいる観客席に向かった。 慶「おい、牧原!!」 智「うわっ!! いきなり叫ばないでよ!!」 慶「すまん。それより…」 智「燐のこと? あっ、優輝来てくれたんだ☆」 優「当たり前だろ!!」 慶「…おい」 智「あぁ、わかったわかった。燐のことでしょ?」 慶「なんであんなに怒ってんだよ」 智「それはね…カクカクシカジカあったのよ。」 慶「…。」 優「そりゃ怒るわな」 智「だから今はただ気を紛らわすために走ってるだけだと思う。」 慶「は!? 次の試合はいつなんだよ?」 智「後…約1時間くらい?」 優「そんなに走るの?」 智「まさかwww 苛々を紛らわすために、他校の友達いじったりして回ってるだけだよ」 慶「友達多いのか?」 智「ほぼ全校に友達いるからね」 優・慶「すげっ(゜゜)!!」 智「アイツだからだよ」 優・慶「…?」 智「アイツの性格と経験であんなに友達ができんの」 優・慶「…へぇ」 智「おっ、噂をすれば」 優「ヤッホー☆ 燐ちゃん」 慶「…よっす」 燐「あっ…ヤッホ」 慶(絶対苛々がまだ解消できてねぇな) 一目みてえそう確信出来た。 燐が、今までに見たこと無いくらいに怖い顔をしていたから。 .
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