プロローグ

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予想通り隣には西条が座っていた。座ってるのはいいが邪魔だけはしないでほしい。 そ、それと前かがみに僕の本を覗き込むのも。 その、シャツの、間から、ブラ、ブラジ 「また東野圭吾かー。おもしろい?」 西条の言葉を聞き、僕は西条の胸の辺りに向けようとした(実際はガン見に近いほど見ていたが一切それは認めようとはしなかった)目を強引に本に戻す。 欲望って恐ろしい……。
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