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部屋に帰って那生とのキスを思い出すたびに顔がにやけた。
その時携帯がなった。
--着信---------
佐々木 隼人
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その文字を見てドキッとした。
那生が言ってた言葉を思い出した。
-隼人が好きなんだと思った-
勿論隼人に恋愛感情なんてない。
恐る恐る電話に出た。
「もしもし美憂?」
何かいつもと違う…
「うん、どうしたの?」
「美憂、那生と付き合ってるの?」
いきなり言われてビックリした。
「うん」
正直に答えた。
隠す理由なんてないし…?
「ラブラブだったね」
冷やかすように言われた。
「何でそんなことわかるの??」
さっきの見られてないよね…??
「キス…してたでしょ?」
あーあ。
やっぱり見られてたんだ…
「あ、うん…」
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