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そして自分のもっていた杖を俺の頭に当ててきた。
「無視したからって殴ることはねぇだろ!」
と俺は喧嘩腰にこたえた。
すると男は、変な事を言い出した。
「僕は呪文を唱えたあとこの杖を頭に当てるとその人の心がみえるんだ」
といいだしたのだ。
「おじさん、頭でも撃った?なんなら病院まで送るけど」
と本当にしんぱいした俺はいった。
「いや、大丈夫。君が今泣いている理由、それは、、、」
と男は言い出した。
わかるはずがない。俺はそうおもっていた。
「それは害虫駆除大作戦のチケットを破り捨ててしまったからだ!」
「、、、」
俺は驚いた。男は本当に心がみえるのだ。ちょっとズレてはいるものの、、、
「ちがう。両親が死んだから泣いているんだ」
そう俺がいうと男は
「ああ、わかっていたさ。でも、なんだ、あれだ、直球にいうとダメかと思ったから言わなかったんだ」
と男はいった。
そして男はまた変なことを言い出した。
「君がもしこの現実を本当に変えたいとおもうなら方法がある」
といいだした。
「本当か!どうしたらいいんだ?!」
普通だったら信じないが、さっきのことがあったあとだったから俺信じていた。
「それは『スーパースター大決戦』にでて一位になれば夢が一つかないます」
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