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俺は真坂勇人、16歳で普通の高校生だ。昨日親父とお袋が死に今は親戚の家にいる。
「いきなりで可哀想に。まだ心の整理もついてないでしょうに。
私は仕事があるから出掛けてしまうけど自分の家のように使ってね。じゃあいってくるね」
親戚のおばちゃんが優しくいった。
「うん。ありがとう。」
俺も素直に答えた。
するとおばちゃんが振り向き、
「学校、いかなくてもいいからね」
と、笑顔でいいのこして出て行った。
「行かなくていいといわれても、暇だしいくか」
俺は学校の準備を始めた。
俺は今、そんなに傷付いてはいなかった。
『スーパースター大決戦で一位になれば夢が一つかなう』
俺はそれを信じていた。
一位になれば親を助ける事が出来る、、、。そんな希望があるからだ。
「よし、いくか」
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