想像フォレストを勝手に小説にしてみた

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私がまだ、庭でよく遊んでいたころの、悲しいことが起こった日の今の記憶が思い出される。 そんな遠い昔の記憶は、おぼろげになっていますが、思い出すことはできます。 私は、いつものように、庭で遊んでいました。でもその日は一つだけ違うものがありました… 人…子供が数人、近くにいたのです。 人の子供とは愚かなもので、自分たちと違うものを、軽蔑し、迫害する。 私は、それに気づくことができないまま、遊んでいると…子供たちはそっと近づき…私の髪をつかみ、そして思いっきり引っ張りました。 最初…何が起きているか分からず、髪を引っ張られる痛みに泣いていました。 子供たちは、そんな私を、蹴ったり、木の枝でたたいたりしてきました。 痛みに耐えきれなくて…とにかく怖くて、 「助けて!」 と必死に、涙声になりながら叫びました。 そうしたら、それに気付いたお母さんが、私のところまで急いで駆け寄り、私の周りにいた子供を突き飛ばして、私を庇うようにしながら、家の方まで、走ろうとしました。 しかし、突き飛ばされた子供の一人に、お母さんが足を引っ張られ転んでしまいました。 そして、他の子供たちが太い木の棒を振りかぶって襲ってきました。 お母さんは、メデューサの目の力で、襲ってくる子供たちを石にしました。が一人…たった一人を逃してしまい、その子供に思いっきり、木の棒で頭を叩かれてしまいました。 そして、お母さんが倒れていくのを、茫然と、見つめていました。 私が覚えてるのはそこまで…そのあとどうなったのかはよく覚えていません。
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