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その日夜は楽しかった。
火を囲んで皆で喋ったり。
BBQをしたり、夜まで皆で話して朝には皆熟睡していた。
本当に楽しかった。
だが、次の朝に最低な事が起きた。
家族連の子供を残して両親が死んでいた。
子供はまだ寝ていた。
可哀想に・・・。
俺はその時そう思っていた。
警備室
警備員が真っ青な顔をして電話をかけていた。
繋がらない。
どうやら電話線が切れているようだ。
----ブブッ
なんだ?
この光景・・・。
前にも・・・?
いや、なんだ・・・?
そうか、解った。
警備員の1人が山を降りて警察を呼びに行った。
もう1人の警備員は俺の友達を落ち着かせに行ってしまった。
子供は柔らかな笑みを浮かべていた。
ん?なんだろう。
その子の手になにかキラリと光るモノが見えた。
あぁ、やっぱりな。
疑問は確信へと変わっていった。
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