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友達が俺にこれからどうするか聞いてきた。
まぁ、警察くるらしいし、すぐ帰りたい気分だ。
出来るだけ早く。
とりあえず、昼食を食べることにした。
今日はチャーハンだ。
あんなものを見た後では食べる気にはならないだろうが。
俺はともかく、他の友達が気になった。
やっぱり食が進まないヤツがほとんどだった。
「ちゃんと食った方がいいんじゃないか?」
まぁ無理だろうが。
「あぁ、だけど・・・やっぱりな。」
「そうか、無理すんなよ」
「お前は良く食べれるな。」
「いや、これでも食えてない。」
完食するがな。
トトト
「お兄ちゃん達・・・誰?」
こいつ・・・起きたか。
「あぁ、お兄ちゃん達はキャンプに来たんだよ。」
「パパとママ知らない?」
ビクッ
「うーん、よくわからないなー。チャーハン食べるかい?」
「うん!」
睨まれた、気がした。
子供がこちらに寄ってきた。
こないでほしい。
「ねぇお兄ちゃん。」
「ん?なんだい?」
「・・・・。」
「どうしたの??」
「お前、2週目だろ。」
「・・・・何の事かなー?」
気付くの早えぇよ。クソ。
「・・・まぁいいやー」
そう、子供の両親を殺したのは紛れも無いこの子だ。
殺した動機は分からない。
知りたくもないな。
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