決勝前日のイリス一行

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「未成年飲酒がいけないってどの口が言うんです?クロ…」 「僕達の今までの悪行に比べれば、未成年飲酒なんて些細なものじゃないですか」 スミス君とイリス様はケロリとした表情で言う。悪行をしている自覚はあるのに罪悪感と言うものはないのでしょうか。 この子達、心の底から真っ黒ですよ、真っ黒。まっくろく○すけですよ。 「まぁ確かに…しかしイリス様、どうやってあの生徒会チームに勝つんです?中身はアレですが、えげつない魔力とネットワークをもってるんですよ?今までの奴らとは格の違う厄介さですよ?」 私はイリス様が何かをやらかしそうなやな予感がしたため、少し牽制をする。 「私があいつらに正攻法で挑むと思います?あのクソ兄貴はバレていないと思っているようですが、奴は全帝ですよ?そして周りのビッチは各属性の帝ですし…ま、クソ兄貴意外はコネで帝になったので大したことはありませんが。こちらだって広いネットワークを持ってるんですからいくらでも攻める手はあります。例えば恐喝とか、下剤を盛るとか」 牽制は無駄に終わったようです。真っ黒な微笑みでサラッと問題発言をしていました。 天国の父ちゃん、母ちゃん…イリス様がどんなネットワークを持っているのか怖くて聞けなかった私を許してください。
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