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ハヤト
「知らない天井だ………」
目を開けると広がる漆黒の天井。壁も黒、床も磨き上げられた黒い光沢を放っている。
メチャクチャ恐いっす。少しちびった。
???
「目が醒めたかな?」
後ろから聞こえる青年の声、これはまさか……!
ハヤト
「メリーさん!?」
都市伝説のあの人か!?
???
「私メリーさん、今貴方の後ろに、って振り向かないでよ」
ハヤト
「イケメン……だと……?」
イケメンなメリーさん(確定)が居た。
メリーさん
「やあ、初めまして。気分はいかがかな?」
ハヤト
「どこだよここ。そしてあんたはどんなメリーさんだ」
俺は自分の部屋で寝てたはずだ、夢にしてはやけにリアルな感覚がするし試しに頬をつねると確かに痛い。
メリーさん
「僕はそうだな。魔王なメリーさん、とでも名乗って置こうか」
ハヤト
「頭おかしいのか?」
メリーさん(魔王)
「いいや、僕は正常だよ。
その証拠に何か試して見せようか?」
フム、そこまで言うのなら………。
ハヤト
「翼を出して見ろ」
メリーさん
「お安いご用だね」
そう言うとメリーさんの背中から黒い、カラスの様な翼が生えて来た。
ハヤト
「(゚ω゚)!?」
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