テンプレ通りに進まない………。

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エレナ 「気を取り直して、名前は?」 ハヤト 「ハヤト。平民だから家名は無い」 エレナ 「ハヤトさんですか。 私はエレナ・フローレイと申します。 この子はミリシャ・M・リリアン、王立騎士団に所属しています」 ハヤト 「王立騎士団【ロイヤルナイツ】ねぇ」 エレナ 「はい、私達は仕事でこの村に来ています」 そこで、話しを区切り、横でステーキと格闘している少女を見る。 ハヤト 「ミリシャのミドルネームにアルファベットが入るって事は【26氏族】の中の一つなのか?」 エレナ 「はい」 ミリシャ 「…………ん。よろ」 表情が優れない所を見ると余り触れて欲しく無い話題なのだろう。 ハヤト 「さ、質問を続けてくれ。俺は早く飯が食いたい」 エレナ 「わかりました。 (ボソッありがとうございます)」 べ、別にお礼なんか言われても嬉しくなんか無いんだからね!! うぇっ、気持ち悪い。 もう二度とやらないようにしよ。 エレナ 「では、質問を再開します」 ハヤト 「おう、じゃんじゃんこい」 異世界の初日はそうして終わった。
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