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それから、僕と桜坂さんは一緒に学校に行った。
登校中は、終始無言だった。
しかし、その静かさは嫌な感じではなく、逆に少し心地よかった。
学校に着き、クラス表見る。
…朝倉……朝倉……あった。
二組だった。
「何組でしたか?」
隣にいた、桜坂さんに聞かれた。
「二組だよ。桜坂さんは?」
「それが……人が多すぎてクラス表が見れないんですよ」
確かに桜坂さんは、身長が低くはないが、女の子だからやっぱり、小さい。
「なら僕が、見るよ。」
「お願いします。」
桜坂さんは、僕と同じクラスだった。
「桜坂さん、二組だったよ。」
「本当ですか!これから、宜しくお願いします。」
「こちらこそ。」
僕たちは、並んで教室に行った。
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