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帰ろうと思ったが、クラスの女の子達に囲まれた。
「ねーねー!誠君ってどこ中なの?」
「何部入るの?」
「彼女は?」
こんな感じに、話し掛けられて正直うるさい。
「ごめんね。ちょっと用事あるから帰るね。また明日。」
教室から出ようとした時、桜坂さんが男子に囲まれて困っていた。
「桜坂さん、メアド交換して!」
「今度一緒に映画行こう。」
本当に困っていた。
桜坂さんを、見てたら目があった。
目で助けを求めていた。
どうしてそう思ったかは、分からないがそう感じた。
僕は、集団に近づき手を差し出した。
すると、桜坂さんは手をしっかりとってくれた。
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