プロローグ―魔術の進展――

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そうして試行錯誤を繰り返してできた努力の結晶… ――それが『魔術』 魔術というのは体内にある精神エネルギーを外に絞りだし、絞り出した精神エネルギーを自分の思い描くものに変化させて具現化させることをいう 進歩しすぎた化学が生んだ便利すぎるこの魔術を広めよう そして魔術学校も開発につられて建てられた。魔術学校が始まってから普通の勉強する学校よりも魔術学校のほうが生徒数が多くなっていった。 それもそうだろう―― なんでも出来てしまう魔術のほうが魅力的だからな。 世の中は魔術が発達してから魔術の強さによって自分の家の位までもが仕分けられるようにもなってしまった。
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