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涼「 俺、裕翔が好き。 」
―…一瞬、何の事か分からなかった。
僕とやまちゃんとちねんは、家も近くて、幼稚園から高校までずっと一緒。俗に言う、幼馴染みってやつであって。
今日も二人と帰るために、帰宅部の僕は教室で待ってた。 ちねんは、生徒会長だから、その仕事。やまちゃんはサッカー部で、忘れ物を取りに来たらしい。
なぜか、沈黙になって、言われた言葉がこれだ。
なんで?なんでやまちゃんは僕なんかがすきなの?だって、僕が好きなのは――
涼「 ゆ、と 」
僕が色々考えてる間に、やまちゃんは僕の目の前にいた。世間で言うイケメンの彼に見つめられて、ドキッとしたのは、秘密。
裕「 やまちゃ、ぼく、 」
僕が口を開いた瞬間、僕の口に柔らかいものが当たった。目の前のやまちゃんにキスされてるって、実感するのに時間はかからなかった。
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