人間失格

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人間失格

何もしたくなーい⤴ 何もしたくない事もしたくない⤵ 一人になりたくない 一人になれないのはもっといや 生きたくないけど 死にたくない 何を求めてるかわかんないし、いやだ 何を求めてるかわかんないから、いいね これを見てると、あれが気になる あれを見てると、これが気になる 二兎を追う者は一兎も得ず 二兎を追う者だけが二兎を得る 一兎だけを追っても一兎得れるかわからない 何も追わなきゃ何も得られないとも限らない 人生はいつどこでどうなるかわかんないし だから、今、ここで、これを読んでる みんなと違っていたい なんか、みんなと同じ気がする だけど、みんなと同じになりたい なんか、みんなと違う気がする みんな同じになるのは無理でも、みんな違くなるのは出来るかも テレビも消してラジオも消して、何も知りたくない つけたって何も知れないし自分は消さないで とりあえず、独りの世界になるために読書かな 見つけた本は“人間失格”俺にはピッタリかもな 読み切ったら人間失格になれるのかな 別に人間失格になろうが自分失格って訳じゃないし 人間じゃなくくたって自分なんだし そのほうが楽かも さぁ、ドアを閉めて、心を開いて あぁ、結局全部読めなかった… マジで人間失格だ 最後まで意志を貫き通せない何て… マジで自分失格だ しかも、どこから本を取ってきたか忘れた どうやら俺は本の居場所まで奪ってしまった 自分の事ばかり見ていて周りが見えなかった 棚は今頃、本の分だけすっぽりと抜かれて、空虚感に駆り立てられてるだろう 適当な位置に戻すか… と、思ったが… 適当と言う言葉には対立した二つの意味があった 一つはいい加減に もう一つは正確に 周りに耳に心地よく聞こえる言葉を用いて、悪事を働こうとしている 最高の偽善者だ 最低な偽善者と言うべきか 世界の64億人が同じ事をすれば世界はめちゃめちゃになってしまう 俺は自分の居場所のなさを再確認した 居場所を探してるが、見つからない 自分で自分の居場所を無くしていたのに 地球のせいにして過ごしていた 俺は真っ青になり、上辺だけの大地に立ち尽くした 丸くおさめられる話ではない それと、人間失格を読み切れなかったという事は、人間失格なのではなく、人間失格失格なのかもしれない でも、自分失格である事は 間違いない
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