4月6日

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朝9時から某予備校へ。 数学に勤しみやした。証明問題ってなんなんすかね。私は中学生の頃からまともに解いたことがありません。国語は得意(自称)ですが、文章の組み立て能力はZERO~♪解答の文章を読んであまりのスタイリッシュさに感動する。 お昼から英語をガシガシ。ちょっと長文を読むのが楽しくなってきた自分が気持ちわりぃよぉ。この一歩は小さなものだが、私にとっては大きな一歩である。やはり英語は単語であるな(何を今さら) 9時に家に帰ってくると机の上に一通の可愛らしい封筒。高二の最後からずっと接触を持たなかったT氏から。彼女に対し私はずっと酷い事をしてきた自覚があるので、ある日突然口を聞いて貰えなくなった時も、悲しかったが100%自分が悪だったので受け入れるしかなかった。話し掛けて嫌な思いをさせるならもう話さない方が良いと思った。とか言ってるけどまぁ、話し掛けてめっちゃ嫌な顔をされて自分が傷付くのが怖かっただけなのだが。 結局最後まで口を聞くことなく卒業。そんな彼女からの手紙。怖くて開けられなかった。明日の朝友達の前で開けようと思った。 しかし開けてしまった。正直夜に読んだら確実にアカン事になるのに。おばか。案の定ですよ。 卒業式の時に、複数の友達と担任の先生と撮った写真が同封。その時、私はT氏がいるので同じ写真に写るのを躊躇った。しかし周りの子達に大丈夫!と言われ、うっかりパシャリ。ほんととんだお調子者っすよ。 その写真に添えられていた一枚の便箋。これまた可愛らしい。それが怖さを倍増。そこにはとてもシンプルな言葉で私への思いが書かれていた。シンプルなだけにグッサリきた。あぁ、本当に私は彼女を怒らせていたんだな、と。私は今まで他人から露骨に嫌われた事が無かった(私が鈍感なだけで実際は分からないけれど)。他人との関わり方についてこんなに悩んだことは無かった。飄々と生きてきた自分には、相手を思いやる気持ちが欠けていた。どこかに自分を嫌う人なんていないと鷹をくくっている自分がいる。そんな訳ないのに。そんな人格者じゃないのに。馬鹿だ。思い上がりも甚だしい。いつもうわべだけ…………だから駄目だったんだよ……こんな時間に読んだら………私は人一倍傲慢なくせに人一倍傷付きやすい、滅茶苦茶面倒くさい人間なのです。 取り敢えず当面の課題。 【返事を出すべきなのか否か】
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