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「孔明の次は義経か!何でもありだな、このやろう!」
後衛の元に走る。
退路を確保しなければ。
防衛線は当然のごとく崩壊し、洞窟の入口は敵味方入り乱れての大混戦になる。
「退却!退却しろー!」
(んな事はわかってる!その退路が塞がれてるんだってば!)
ダイフロ部隊と入れ替わるように戦士系のメンバーが突撃し、出口に向けての突破口を開こうとする。
「くそ!後から後から突っ込んでくる。」
崖から降りてくる灰色達は、そのままの勢いで向かってきた。
(やばい、無理だ。数で押されてる…!)
最悪の事態を覚悟した。
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