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マナポを一本飲み干した俺は、気合いを入れ直して戦場へと戻る。
途中、GVG戦で対戦したハンソンとかいうテイカーとすれ違った。
相方のサンソンに支えられて退却してきたようだ。
かなりの深傷を負っている。
「もう少しだ!しっかりしろ!」
そんな声をかける事しか、今の自分にはできないのがもどかしかった。
力無く頷くハンソン。
楽しそうにGVG戦を戦っていた時の面影は無かった。
やがて、戦場に到着する。
西側の激戦区。
俺が加わった所で何かが変わるとは思えないが、気付けばここに来ていた。
ハンソンの、ファノーマの民の笑顔を奪う敵が溢れ返っている。
恨みを込めて殴り倒す。
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