プロローグ

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新鮮組、屯所。 一番隊組長の部屋。 『パチッ』 少女は、目を開く。まだ眠い目を擦り、着物に着替え襖を開けた。眩しい位の太陽が眠っていた身体を呼び覚ます。 『よし。 さて、起こしに行きますか♪』 壁に立て掛けてあった菊一文字則宗を持ち、部屋を出た。 向かうは、我、新鮮組副長土方歳三の部屋。 申し遅れました。 私は、一番隊組長沖田総司。因みに女です。 えっ?分かってる? 一応聞いただけですから♪ 実は、今から、土方さんを起こしに行きます。凄くめんどくさいけど、あの人私に逆らえませんから。
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