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━━━成島家━━━
れ「真夏、イメチェンしよ!!彼奴等のこと見返してやろうよ」
ま「イメチェン…?したって無駄だろ?俺お前みたいに顔整ってないし…」
れ「何言ってんの?!真夏、元の顔はいんだから、格好良くなれるよ」
ま「え、ちょ…なに…」
蓮華は俺に任せて、と言って俺の黒渕眼鏡を外し、髪の毛を解かし始めた。
15分後━━━…
れ「はい、完成…。別人みたい。はい、鏡」
蓮華に渡された手鏡を見れば、別人の俺がいた。
買って来てくれたコンタクトに、ワックスで軽く盛ってある髪の毛。
前髪は目が見える位まで切られ、眉も整っている。
化粧水もつけたから、お肌スベスベもちもち。
見違える様に格好良くなった俺がいた。
ま「すごい…俺じゃないみたい…」
れ「ちょー可愛いー…」
ま「え?なに?」
れ「ん?ちょーいいね、て言ったんだよ」
ま「うん。蓮華、ありがとな」
れ「どいたまー。明日早くに俺んち来なよ。またやってあげる。初めてだし、難しいと思うから、始めのうちは俺が教えながらやってあげる」
ま「あぁ、ありがとう。蓮華、感謝してる」
蓮華はニコニコしながらいいえー、と言って道具を片し始めた。
片し終わったので、俺はおいとまし、家に帰って母さんに驚かれた。
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