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ニコニコしながら、お喋りする楓。
やっぱり可愛い。
あ、ずっと嫌がってたプリ、今なら撮らせてくれるかも!
今ご機嫌だし!
ということで、ご機嫌な彼氏にお願いしてみた。
ら「楓~?プリクラ撮りに行こー」
か「あ…プリクラ…。うん、いいよ」
ら「やったぁ!念願の楓との2ショット!」
俺は嬉しすぎて楓の手を握り、一番近いゲームセンターまで走っていた。
端から見たらただの馬鹿だっただろうな…。
プリクラ━━━
ら「楓、ちゅープリ撮ろ」
か「ちゅー…プリ!?」
ら「そ」
か「む、無理無理無理無理」
ら「はい、こっち向いてー」
俺は嫌がる楓の顎を持ち上げ、キスをした。
さすがに濃厚キッスはやめたけどね。
か「は、恥ずかし…」
ら「いーじゃん、別にちゅーくらい」
か「嵐くんのばかっ…」
ら「かぁわぁいー」
か「もう!いちいち恥ずかしいよ…」
ら「あははっ」
楓は顔を赤くしていた。
プリは全部イチャつき度マックス。
てゆーかオレが一方に密着しただけだけど。
明日は楓と表だってイチャイチャ出来るし、ちょーはっぴー!
プリクラ携帯に貼ろっかなぁ…。
と思っていたら、それを見透かしたように、楓が。
か「プリクラ絶対にどこにも貼らないでよ!」
ら「えぇー、なんでよー。携帯に貼ろうと思ったのに」
か「だ、だめだめ!携帯なんか一番だめ!」
ら「ちぇっ」
楓はぷりぷり怒りながらも、笑っていた。
楓を家まで送り、明日は一緒に登校する約束をして別れた。
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